AITO PUUKKO

白樺の樹皮が積層された美しいこのナイフ。

もう随分前のことになりますが、フィンランドの友人から頂いたものです。
その当時、それが何なのか知識の無い私には刃渡り8cmのそれは、小刀と同様に“鉛筆削り”と化していた。
「Iisakki Järvenpää」との出会いです。

 

Iisakki Järvenpää(以下イーサッキ)には北欧最古の歴史があり、1879年フィンランドにて創業しました。
現在においても主にハンドメイドで製作され、ブレード材質は炭素鋼が用いられる。

炭素鋼とは文字通り炭素を多く含んだ鉄のことで炭素を多く含むと、より硬くなり刃物として切れ味が増すが、その反面、刃物は硬いほど割れやすくなるそうだ。
その配合と金属元素の組み合わせが重要となる。また、炭素鋼は錆びやすいことから手入れが必須。

炭素鋼といえば、我々日本人にとっては“日本刀”が代表格ですね。
つまり「こと“鋼”に関しては日本は極めて優秀なのである」という先入観が先走り、この「AITO PUUKKO」は長らく私の中で、デザイン画用の鉛筆削りに甘んじていたのです。

その後、知識を得た私には、ことわざで言うところの“目から鱗”でした。
そして、現在もアウトドアの相棒として大切に使っています。

この「AITO PUUKKO」は直訳すると「本物のナイフ」
重厚感を急に感じて、身が引き締まったのを思い出しました。

そのうち研ぐ必要があるのですが、エッジに関してちょっと悩みがあるんです、、、イーサッキにメールしてみようかな。その件はいずれまた。

 

Pehr Evind Svinhufvud(以下P.スヴィンヒューブド)1861〜1944
フィンランド第3代大統領(在任1931〜1937)P.スヴィンヒューブドは、こう言い残している。
「プーッコ(ナイフ)は男の身だしなみである」と。
そして彼の腰には、いつもイーサッキが下げられていた。

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