IVY Illustrated

私のバイブルの1つに「絵本アイビーボーイ図鑑」と「絵本アイビーギャル図鑑」があります。
私が尊敬するイラストレーター、穂積 和夫 氏の著書で、1980年に出版され当時の若者にヒットし、ベストセラーになった本です。
皆様も、この絵をどこかで見たことがあるのではないでしょうか??
古くはVANのポスターにも使われていましたね。

その復刊版が本書になります。2003年9月に復刊され、急いで書店に向かった記憶があります。

今日、お伝えしたいのは著書の“あとがき”の一文。
あまりにも完成されておりますので、そのまま引用させていただきます。

この本は若い人たちの服装の知識とその着かた、つまりファッションの基本をシステマティックに楽しくマスターするためのテキストとして、アイビー・スタイルの集大成のつもりで書いたものです。アイビー・スタイルはフォーマルからカジュアルまで、あらゆる服装をカバーしていますから、伝統的な服装の基本を知る上でとても有効です。
とにかく基本が分かっているのといないのとではセンスのいい服選びに差が出てしまうものです。
現代風のもっと新しいスタイルや流行が次々に出てきても、基本を知っていれば選択や組み合わせはバッチリです。〜著者あとがき より〜

 

こうして改めて本書を見てみると、今日でも同じアイテムを我々は着ていると気付くはずです。
ただ、素材やフィットが現代的になっただけです。
現代では、トレンチコートはレディースでは鉄板のアイテムになりますが、

トレンチコートの着こなしとしては、傘は持ってはいけない。雨が降ったら衿を立て、濡れて歩きましょう。そして、くわえタバコでアメリカの俳優、Humphrey Bogart風に気取ってみるのです。〜本文引用〜

などなど、面白さ満載です。
一般的にイメージしがちなジャケットスタイリングの他にもT & Sの世界観である、ハンティングやフィッシングといったヘビーデューティーなスタイリングや、アウトドア、ワークスタイルなどもイラストで解説してあります。あっ、バッグなんかもありますよ。

最後に、氏はこのように仰っています。

こういうことは、本来親父から息子へと生活の場を通して、ごく自然に受け継がれていくべきものだと僕はかねがね思っているのですが、日本の父親の大多数はそんな能力を持ち合わせていないので、若い人も服装オンチになりがちです。〜初版あとがき より〜

「はい!」
私は洋服に携わる者として「肝に銘じます!」と思うのである。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中